【雪中キャンプ】雪の中でキャンプをしてみよう!装備や設営まで一挙ご紹介します
キャンプ初心者の場合、まず春から夏の終わりにかけてキャンプへ行くことが多いと思います。
過ごしやすい気温の中で、心地の良い雰囲気や自然を堪能する…まさにキャンプの醍醐味ですよね。
しかし、キャンプ慣れしてくると1度は体験してみたいのが “雪中キャンプ”
名前の通り、雪中キャンプは雪の中でキャンプをします。
一見すると雪の中でキャンプをするなんて、ベテランキャンパーでなければ出来ないと思いがち。
でも実は、準備と設営さえしっかり行うことができたら虫の多い夏キャンプよりも過ごしやすいです。
そこで今回は、雪中キャンプの装備や設営方法を中心にお伝えしていきます。
まずこのカテゴリでは、雪中キャンプに欠かせないものや心構えを中心にご紹介していきます。
【必要なもの】
・スコップ
・雪用ペグ...U字・クロスペグがおすすめ(通常のペグでは抜けてしまいます。)
・薪ストーブ
・インナーマット...厚手のものか通常のものを二重や三重に敷く
雪中キャンプ以外のキャンプで使うアイテムに加えて、上記のギアを用意しましょう。
また、テントはスカート付きがマスト。天気が悪くてもスカート付きなら雪がしみてくる心配も軽減されますよ。
・防水スプレーはマスト
防水スプレーは、雪中キャンプでも非常に使えます。
雪がいきなり積もってきたり、あまりの冷え込みにテントのファスナーが開かなくなってしまうなんてことも。
防水スプレーで事前に対策をしておくことで、安全に雪中キャンプを楽しむことができますよ。
【雪中キャンプのメリットまとめ】
・星空が綺麗
冬はとにかく星空が綺麗です。
ガスがなく満点の星空が広がるキャンプ場も多いです。
一眼レフを持って撮影するのもオススメ。
極寒の中ではありますが、温かいコーヒー片手に星空を眺めるのも素敵ですね。
・空気が澄んでいる
空気が澄んでいるのも冬ならでは。
夏のジメジメ、ベタベタという不快感も冬はありません。
・虫が少ない
夏キャンプは虫が多いです。
林間サイトともなると、食材に小虫が大量発生...なんてことも。
芝生サイトにもあんな虫やこんな虫が飛んだり這ったりしていることがあります。
それと比較すると冬キャンプのグッと冷え込んだ気温の場合、虫は格段に少ないです。
飛んでいる厄介な小虫にうんざり…蚊に刺されるなんてことも皆無。
虫が嫌いという方は、冬キャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。
【雪中キャンプのデメリットまとめ】
・凍結
キャンプ場の水道管が凍るなど、春から秋のキャンプとは違い思わぬ不便さを感じるなんてことも。
蛇口をひねっても水が出ない…日常生活からは大きくかけ離れたその環境に驚くことでしょう。
・運転
雪中キャンプは、キャンプ場へ行く道中も危険です。
スタッドレスタイヤはマストですが、何よりもスタッドレスタイヤを過信しない安全運転が重要です。
山の中のキャンプ場の場合は特に危険で険しい道も多々。
時間に余裕を持って決してスピードを出すことなくキャンプ場を目指しましょう。
・命の危険
『テント買ったんだけど雪中キャンプ行かない?』筆者が友人(キャンプ未経験)から実際に最近もらったメッセージなのですが…
友人はキャンプ未経験かつ、買ったテントもスカートなし。
そして話を深掘りしていくと、『寝袋っている?毛布でいいよね?』とのこと。
ただでさえ、秋口のキャンプでもダウンの寝袋や寒さ対策はマスト。
有名なふもとっぱらキャンプ場でも、秋口にもなると朝は氷点下です。
それを雪中キャンプで毛布のみだなんて、正直命が危ないです。
楽しいキャンプですが、相手は自然。
決して安易な考えで行ってはいけません。
まとめ
今回は、雪中キャンプに必要なものと心構えを中心にまとめました。
命の危険に関しては、少々ネガティブな話にはなりましたが、対策次第で当然ながら安全に楽しめます。
澄んだ空気に満点の星空…写真ではなく生で見る景色や空気感はまさに圧巻。
この冬、雪中キャンプを堪能してみてはいかがでしょうか。